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鉄分が不足するために、血液の成分である赤血球数や赤血球中の血色素であるヘモグロビンが減少している状態をいいます。赤血球(ヘモグロビン)には、体の隅々まで酸素を供給する働きがあります。鉄分は有酸素的なエネルギー代謝に不可欠なミネラルです。つまり、貧血とは体内が酸欠状態のために身体が悲鳴をあげている状態なのです。
特に有経女性は、男性より赤血球数自体が少ない上に、毎月の月経による出血で鉄分が不足しやすく、ストレスや過労による胃腸の吸収機能の低下、特に若い女性の無理なダイエット、偏食による栄養不足も貧血の深刻な要因になっています。一般に貧血というと鉄分不足による貧血(鉄欠乏性貧血)が大半を占めており、女性には男性の5倍も多く貧血の人がみられます。
また、運動する習慣のない人が急に激しい運動をしたり、長距離選手のように強い運動を続けていると貧血になります。これは踵にかかる強い衝撃が赤血球を壊すからですが、鉄が不足している赤血球は衝撃をうけると壊れやすくなっています。特に女性アスリートは、運動性貧血が月経によって促進されるので注意が必要です。
女性アスリートの競技成績が悪くなった場合、先ず貧血が疑われます。ここで一例をあげておくと、競技成績の落ちた某マラソン選手について知られている話ですが、彼女に鉄剤を与えて栄養管理すると記録が戻り、鉄剤を飲まなかった場合には競技途中で脱落したことが知られています。
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●鉄分の不足………………
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最も大きな原因です。食生活を見直してみましょう!!
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●造血機能の低下…………
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骨髄の病気が疑われます。専門医の診断を受けましょう!!
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●体内での出血……………
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痔、胃潰瘍、子宮筋腫などの疾病が疑われます。医師の診断を受けましょう!!
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●運動性(スポーツ)貧血…
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激しい運動をすることで赤血球が壊れる(溶血)ため貧血になりやすくなります!!
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□ 食欲不振
□ 動悸や息切れがする
□ 顔色が悪い(蒼白い)
□ 頭痛や耳鳴りがする
□ 舌が荒れる
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□ 食欲不振
□ めまいや立ちくらみが頻繁に起こる
□ 爪が平たくなったり、スプーン状に反っている
□ 手足がむくんだり、しびれたりする。
□ 変に食べ物が欲しくなる。
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※チェック項目が多かったり、特に気になる症状があったら、一度受診してみましょう!!
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いったん貧血になってしまったら、食生活を改善するだけでは、貧血の改善は望めません。医師の指示のもと、鉄剤の服用と共に食事内容を変えて行くこと大切です!!
貧血は日本や欧米の先進国に最もよくみられる栄養欠乏症になっています。現代女性の40%ほどは鉄分の摂取量が不足気味ですから、誰でも貧血にかかる恐れがあります。貧血にかかりそうなあなたなら、まだ間に合います。今日から食生活を改善して、貧血を予防しましょう!!
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(1) 貧血予防のポイント
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(1) 一日三食、特に朝飯、をしっかり、バランスのよい食事を摂ろう!
(2) 鉄分を多く含む食品を積極的に摂ろう!
(3) 鉄の吸収を助ける食品を積極的に摂ろう!
(4) 睡眠をしっかり取ろう!(弱った内臓機能を回復させ、鉄分の吸収を高めます)
(5) 適度な運動を心掛けよう!(弱った内臓機能を回復させ、鉄分の吸収を高めます)
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※食事中の飲料では、緑茶やコーヒーに含まれるタンニンには鉄の吸収を妨げる作用がありますが、食後、時間をおけば余り気にしなくてもよいでしょう。しかし食事の直後は注意しましょう!
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(2)鉄分を多く含む食品
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・動物性食品
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レバー(特に豚)、豚・牛のヒレ肉、赤身の魚(かつお・マグロなど)、わかさぎ、やつめうなぎ、貝類(はまぐり・あさりなど)等
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・植物性食品
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ほうれん草、小松菜、種実類(ごま・アーモンドなど)、海藻類(ひじきなど)、豆・豆製品(高野豆腐・きな粉など)等
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【1日に必要な鉄分は】
1日あたりの栄養所要量は成人男性で10 mg、有経女性で12 mgですが、実際に摂っている量は、成人男性ではこれよりも1〜2
mgほど少なく、有経女性では4〜5 mg も不足しています。
食品の中に含まれる鉄には、動物性食品に多く含まれるヘム鉄と植物性食品に多く含まれる非ヘム鉄の2種類があり、ヘム鉄は体内での吸収率が非へム鉄に比べ、5〜10倍位高くなっています。動物性食品の中にはたんぱく質も多く含まれているので、積極的に取り入れると良いでしょう!
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☆鉄の吸収率ってどれくらい? 〜ほうれん草の鉄分吸収・・・!?〜☆
随分以前のことですが、「ポパイ」という漫画がありました。このポパイの活力源は缶詰のほうれん草で、恋敵のブルータスを打ちのめすのにこれが役立っていました。この漫画の筋書きは、そのころ、ほうれん草に鉄分の多いことが知られたことを利用したものですが、実際にほうれん草だけを食べた場合、利用される鉄分の割合は2%にも達しません。魚肉や牛肉の鉄分でもたかだか10〜20%が吸収利用されるにすぎません。ポパイの漫画は鉄の吸収利用率について一般国民に大きな誤解を与えたと思います。
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(3) 鉄の吸収を促進する食品
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ビタミンCやたんぱく質には、このように吸収しにくい鉄の吸収を高めるはたらきがあります。ビタミンB2・B6・B12や葉酸などのビタミンは造血の働きを助けます。鉄の栄養所要量は、私たちが毎日赤身の畜肉と魚肉(いずれも生で)90g以上、あるいはビタミンCを75mg以上摂っていることを前提にして定められたものです。鉄分を多く含む食品ばかりでなく、たんぱく質やビタミンCを多く含む食品を積極的に取り入れる事が大切です!また、酸味のあるものや香辛料など胃を刺激する食品も、胃酸が分泌され吸収を高めるため、調味の際の少し工夫で、更に吸収効果が上がり良いでしょう!
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●ビタミンCを多く含む食品・・・野菜、果物(柑橘類)、芋類など
●ビタミンB2・B6・B12・や葉酸を多く含む食品・・・レバー、あさり、まぐろ、大豆などなど |
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※吸収の悪い非ヘム鉄が含まれる植物性食品を食べる時には、ビタミンCや動物性のたんぱく質を多く含む食品と組み合わせて食べると良いことがわかりましたね!!
(ただし、牛乳や卵は効き目が低いので注意しましょう。)
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