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カラダのこと|ココロのこと

カラダのこと

月経は、主としてホルモンの働きによって起こります。ホルモンは脳からの指令を受けて、分泌されるため、精神面での影響を受けやすいものです。

(子宮内膜:増殖期)(基礎体温:低温相)

脳下垂体から卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンという、2種類の性腺刺激ホルモンが放出されます。

このホルモンが卵巣にはたらいて、卵巣から卵巣ホルモンが分泌され、これが子宮にはたらきます。

卵巣からはエストロゲン(卵胞ホルモン)が分泌され、卵巣の中で卵胞が成熟するにつれてその分泌量は増し、成熟卵胞にまで成長すると大量のエストロゲンが分泌されます。

エストロゲンの分泌がピークに達し、卵巣で卵胞が成熟していくと子宮では受精卵の着床(妊娠)に備えて子宮内膜がだんだん増殖して厚くなってきます。それとともに、エストロゲンの量が急速に高まる結果、脳下垂体から黄体形成ホルモンが分泌され、これにより成熟した卵胞が刺激され、中の卵子が飛び出します。これが排卵です。

この時に性交により、排卵された卵子が精子と出会い、受精卵となり、子宮内膜に着床すれば妊娠が成立します。受精しなければ、8〜12時間程度の寿命で卵子は退化し、吸収されてしまいます。

(子宮内膜:分泌期)(基礎体温:高温相)

排卵後にできた黄体からは、エストロゲンとともにもう一つのプロゲステロン(黄体ホルモン)も分泌されてきます。これを分泌期といいます。

プロゲステロンは、受精卵の着床に備え、子宮内膜に栄養素を貯えます。

そして、黄体が退行するとともにエストロゲンもプロゲステロンも低下し、その影響で子宮内膜の血管などに変化が起こり、内膜組織が崩れ落ちて血液と一緒に排出されます。これが月経です。

「健康な女性をめざすあなたへ−月経を明るく前向きに−」

社団法人日本家族計画協会会長 松本清一先生

元社団法人日本家族計画連盟理事 荻野 博先生著

社団法人日本家族計画協会 編集・発行より引用

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